中国株に投資する際には、どこの証券会社でもいいという訳ではないです。日本株であれば、どの証券会社でも取り扱っていますが外国株の場合は取り扱っている証券会社と取り扱っていない証券会社があります。中国株に投資をした場合は、中国株を取扱っている証券会社を選ばないといけません。
どの証券会社が中国株に投資できるか分からないわ
中国株取扱証券会社でお勧めの証券会社をご紹介しますね。
私が中国株に投資を始めた2004年の頃には、まだ中国株に投資が出来る証券会社は極少数でした。今では、かなりの数の証券会社が中国株を取り扱うようになっており、中国株への投資のハードルはかなり低くなったと感じます。
では、中国株に投資をする際にお勧めの証券会社をご紹介したいと思います。
中国株投資をするなら楽天証券
たくさんある証券会社の中から中国株にお勧めの証券会社をご紹介するとなると、まず一番最初の思い浮かぶのは楽天証券です。ネット証券大手であり、日本株だけでなく様々な国の株式を購入できる証券会社であり、中国株に投資する環境も整っている証券会社です。
ネット証券ならではの使いやすさと手数料等の安さで他社と比較しても中国株の投資をする優位性がある証券会社となります。
では、楽天証券で中国株の投資をする際の魅力についてお伝えしたいと思います。
豊富な取り扱い銘柄数
楽天証券は、中国株の取扱い銘柄数も多く、様々な企業に投資をする事が出来ます。香港市場に上場している中国株だけでなく、上海市場に上場している中国株にも投資をする事が出来ます。中国株に投資できる証券会社の中でも、香港市場に投資が出来る証券会社は多いですが、上海市場にも投資が出来る証券会社は数少ないです。そんな上海市場に投資が出来る貴重な証券会社の1つが楽天証券なのです。
2023年時点で中国株は1492銘柄に投資をする事が可能となっており、その内訳は香港市場の銘柄が1255銘柄で、上海市場の銘柄は237銘柄に投資をする事が出来るようになっています。
上海市場には、中国最大手の自動車メーカー(上海汽車集団)や世界最大の製鉄企業(宝山鋼鉄)、中国最大手酒造メーカー(貴州茅台酒)などが上場しており、香港市場だけでは投資出来ない中国の優良大手企業に投資する事が出来ます。
上海市場にしか上場していない大企業があるんだね
業界最大手企業でも上海市場しか上場していない企業があるよ
業界屈指の手数料の安さ
ネット証券ならではの低コストをいかして手数料が非常に安く設定されています。
楽天証券であれば、中国株(香港市場)の約定代金が20万円以下であれば手数料は550円(税込)であり、現地手数料や現地諸費用は一切掛かりません。手数料の上限も設定されており最大で5,500円となっています。お手軽に中国株に投資をする事が出来る手数料体系となっています。
さらに、楽天証券ならではのポイントサービスによって手数料の1%をポイントバックしてくれます。
充実の投資情報
中国株に投資する際に非常に参考になる投資情報も楽天証券は充実しています。
中国の現地証券会社から提供されているアナリストレポートの「BOCI セクターレポート・銘柄レポート」や、経済・金融・マーケット動向の最新情報を提供している独立系情報会社DZH Financial Reseachが発行する「DZHウイークリーレポート」、中国企業の業界マップや中国の各業界の業界天気予報なども確認する事が出来ます。
楽天証券における中国株や中国ETFの売買代金のランキングも毎週公開しているので、今はどんな銘柄が旬であり、どんな銘柄を皆が売買しているのかをリアルタイムに確認する事が出来ます。
中国株の決算情報も素早くアップしてくれており、決算発表があった数時間後には決算情報が最新版に切り替わっています。
便利な取引形態
香港市場や上海市場の中国株に投資をする場合であっても、日本円で直接投資をする事が出来るので、わざわざ両替をする必要がなく投資をする事が出来ます。外貨に両替して取引をする煩わしさがなくスムーズに取引をする事が出来ます。
また日本が祝日であっても、中国株市場が開いているのであれば、中国株の取引をする事が出来ます。日本が祝日だからといって取引が出来ずに投資チャンスを逃してしまうという事がないです。
業界屈指の手数料の安さを確認
中国株に投資をするのであれば楽天証券が魅力的だというところで触れたように、業界屈指の手数料の安さに魅力があります。
そこで、中国株に投資をする際の手数料を確認してみましょう。
楽天証券の中国株の手数料は、香港株式・上海A株式・香港上場ETFともに同じ手数料体系となっています。そして、中国株手数料には、国内手数料・現地手数料・現地諸費用の全てを含んだ手数料となっています。非常に分かりやすいですよね。
では、中国株の手数料をみてみましょう。
中国株手数料
1回の取引(約定ごと)に手数料は、約定代金の0.275%(税込)
手数料は、最低手数料が550円となっており、手数料の上限は5,500円となっているので、どれだけ高い金額の取引をしても手数料の上限は5,500円となっています。
約定代金 | 手数料(税込み) |
---|---|
20万円まで | 550円 |
20万円超~200万円未満 | 約定代金の0.275% |
200万円以上 | 5,500円 |
20万円までは550円の手数料だけであり、20万円を超えると約定代金の0.275%になっています。ただし、上限を設定しており、200万円を超える取引の場合は全て5,500円となります。
手数料自体も安いのですが、多くの金額を取引しても手数料の上限は5,500円となっており、200万円以上の高額取引をする事があれば非常にお得になります。
ちなみに、現地諸費用とは現地の税金や現地の取引所での手数料であり、必ず支払う必要のある費用なのですが、これがどのくらい掛かるのかをみてみましょう。
種別(香港市場の場合) | 支払いレート |
---|---|
印紙税 | 0.13% |
取引所税 | 0.0027% |
取引所手数料 | 0.005% |
中央決済機構手数料 | 0.002% |
現地で必要となる税金や手数料の合計は、0.1397%になります。
なので実質的な楽天証券の手数料は、0.275%-0.1397%=0.1353%となります。
非常に魅力的で安い手数料で中国株を提供してくれているという事になります。
手数料を色々と分けて計算すると複雑なので、楽天証券では国内手数料も現地手数料も現地諸費用も全て含んだ税込みの金額で表記してくれているので分かりやすいですよね。
もう一度おさらいすると、楽天証券の中国株手数料は、このような形になります。
取引手数料のイメージ(最低手数料550円~最高手数料5,500円)
(画像:公式サイトより引用)
まとめ
日本の証券会社から中国株を購入しようとするのであれば中国株の取引がある証券会社を選ばないといけません。いくつかある中国株取扱証券会社の中からおすすめの証券会社を選ぶとすれば、まず最初に候補としてあがるのが楽天証券となります。
この証券会社が中国株に投資する証券会社として魅力的でお勧めだと思う点を確認してみましょう。
- 充実の投資情報
- 便利な取引形態
- 豊富な取り扱い銘柄
- 業界屈指の手数料の安さ
このように、中国株に投資するにあたって、投資家が気になる情報を充実した情報量で提供してくれており、中国株式市場が開いていれば日本が祝日でも取引が出来るように対応しており、香港株だけでなく上海A株市場にも投資が出来る日本では数少ない貴重な証券会社であり、ネット証券ならではの低コストをいかした業界屈指の手数料の安さなど、様々な魅力を兼ね揃えています。
中国株の投資するにあたって、どの証券会社に口座を開いたらいいのか迷った時は、楽天証券に口座を開設してくださいね。
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