中国の高速道路業界


中国では高速道路は1988年滬嘉高速道路が初めて建設され、以後この滬嘉高速道路をモデルとして各地に急ピッチで高速道路が建設されることとなる。1992年には全国の高速道路網を整備していく「五縦七横」プロジェクトが計画され、南北に5本・東西に7本の高速道路が建設されていくことになる。この「五縦七横」プロジェクトにより、人口100万人以上の大都市のすべてと人口50万人以上のほとんどの都市との間に、高速道路網が結ばれることなる。当初は30年ほどかけてこの「五縦七横」プロジェクトを達成していく予定であったが、2004年度にはすでに83%が完成しており、2007年度には全線の開通が予定されている。

「五縦七横」プロジェクトに一定のめどがついた為、2004年に政府は「7918」構想を立ち上げることとなる。「7918」プロジェクトは人口20万人以上の都市のほとんどをカバーできるように計画され、北京から放射状に伸びる7本と全国を南北に伸びる9本、東西に伸びる18本の高速道路網から成り、それぞれの高速道路網の本数から「7018」プロジェクトと呼ばれている。総延長距離は8.5万キロメートルにも達し、全線開通までは20〜30年はかかると見込まれている。現在、建設されたものおよび建設中のものは4.5万キロメートル、まだ着工しておらず、新規に建設されていくものは4万キロメートルにも及ぶ。

中国における高速道路網はその広大な国土の為、主要都市を除けば、まだ全土をくまなく網羅しているわけではなく、今後「7918」プロジェクトなどによって建設・整備していくこととなる模様である。また、自家用車の保有率も他の先進国に比べれば未だ低い水準である為、今後、自家用車の普及が進めば、大都市圏を中心に新たなバイパス的な高速道路の建設が予想される。



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