中国の電力業界

中国の電力業界は以前はすべて国の機関として電力工業部が一括して運営・管理していたのだが、1997年に国営企業として国家電力公司が誕生する。その後、2002年には電力体制改革法案によって発電事業と送電事業を分離し、発電事業は5社(中国華能集団公司・中国大唐集団公司・中国華電集団公司・中国国電集団公司・中国電力投資集団公司)、送電事業は2社(国家電網公司・南方電網有限責任公司)となった。





























電力消費量では、中国は日本を追い抜き、アメリカについで世界第2位である。しかし、1人あたりの電力消費量でみてみると日本の5分の1ほどしかなく、他の先進国と比較しても非常に少ない水準である。この原因は人口が多く、広大な国土全体を整備しきれていないのと、都市部では経済の急成長により、電力需要に対して電力供給量が不足している為、慢性的な電力不足が起こっている為である。

もともと、当初の計画(第10次5カ年計画)では2001年〜2005年の電力需要の伸び率は年平均5%ぐらいを想定しており、その為設備投資等もこれに沿って計画・立案されていたのだが、予想以上の経済成長の維持によって、実際には2001〜2003年の電力需要の伸び率は年平均は9%にも達しており、設備投資の不足により、特に経済成長の著しい沿岸部においては慢性的な電力不足に陥っている。

電力不足の打開策としては、電源開発・設備投資の前倒しや送電網の早期整備、「西電東送(西部内陸部で発電し、余剰の電力を不足しがちな東沿岸地域に送る)」プロジェクトなどによって、電力不足を解消していく方針だが、電力が安定して供給できるのは、どんなに早くても2006年頃までかかるだろうといわれている。



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国家電力公司
中国華能集団公司
中国大唐集団公司
電力工業部
中国華電集団公司
中国国電集団公司
中国電力投資集団公司
国家電網公司
南方電網有限責任公司

改革以前

1997年以降

送電会社

発電会社

2002年以降